こんにちは!ふるのーと(fullnote)です!
今回はフジファブリックさんの「若者のすべて」を紹介していきます。
フジファブリックのプロフィール
フジファブリックは、志村正彦(Vo.&Gt.)を中心に2000年に結成されたロックバンドです。
2009年に29歳という若さで亡くなるまで、たくさんの名曲を人の心に残して逝った志村と、志村亡き後もフジファブリックをメジャーシーンで引っ張り続ける現メンバーについて紹介します。
山内総一郎:ボーカル&ギター
名前 | 山内総一郎 |
パート | ボーカル&ギター |
年齢 | 43歳 |
生年月日 | 1981年10月25日 |
出身地 | 大阪府茨木市 |
活動期間 | 2003年~ |
金澤ダイスケ:キーボード&コーラス
名前 | 金澤ダイスケ |
パート | キーボード&コーラス |
年齢 | 44歳 |
生年月日 | 1980年2月9日 |
出身地 | 茨城県久慈郡大子町 |
活動期間 | 2002年~ |
ちなみにお嫁さんはあのSuperflyの越智志帆さん。
加藤慎一:ベース&コーラス
名前 | 加藤慎一 |
パート | ベース&コーラス |
年齢 | 44歳 |
生年月日 | 1980年8月8日 |
出身地 | 石川県金沢市 |
活動期間 | 2002年~ |
志村正彦:ボーカル&ギター
名前 | 志村正彦 |
パート | ボーカル&ギター |
年齢 | 2009年12月24日(29歳没) |
生年月日 | 1980年7月10日 |
出身地 | 山梨県富士吉田市 |
活動期間 | 2000年~ |
フジファブリックの名前の由来
『フジファブリック』というバンド名の由来は、結成当時のバンドメンバーである渡辺隆之(ドラムス)の実家が営んでいた“富士織物株式会社”だと言います。
深く考えずにつけた名前は、現在もファンから「フジファブ」の愛称で親しまれ続けています。
フジファブリックの歴史
元メンバーで、フジファブリックの中心として結成当時から様々な楽曲を制作してきた志村正彦は、たくさんの挫折と諦めの中で青春を過ごしました。
野球部に入りながらも、上には上がいるという世界で、野球はさせてもらえなかったことから始まった挫折。
異性にモテるも、興味が持てず、試しに付き合っても短い期間で別れてしまう。
中途半端に出来る勉強を本気で頑張ってみたら、学年1位がとれてしまう。
奥田民生の影響
そんな志村少年の情熱に火をつけるほどの衝撃を与えたのは、当時ソロ活動を始めたばかりであったアーティスト「奥田民生」の音楽でした。
初めて奥田民生のライブを見た志村はその時「絶対にミュージシャンになる!」と心に決めたと言います。
高1の時の同級生によって結成されたフジファブリックは山梨から東京に出てくるまでの間、初期のメンバーで活動していました。
2004年4月「桜の季節」でメジャーデビュー
何度もメンバーの入れ替わりが発生しましたが、2004年4月に現メンバーを含む5人編成にて「桜の季節」でメジャーデビューを果たしました。
後のインタビューで志村はデビュー前に「茜色の夕日」が出来た時点で「これはすごいことになる!」という確信を持っていたと語りました。
志村の確信は現実のものとなり、志村の全てをかけて次々に生み出されていった楽曲たちは一般のファンのみならず、同業であるミュージシャンや芸能界にもたくさんのファンをつくりました。
2009年12月24日志村急逝
しかし、そんなファンを残して、彼は2009年12月24日に急逝しました。
彼の下に集まって始まったバンドだからこそ、動向について賛否両論の意見がメンバーのもとには届きましたが、バンドは残されたメンバーによって活動継続することを発表しました。
2011年夏より現メンバー3人による新体制で本格的に再始動をしました。
決して志村をなかったことにすることはなく、かといって遺志を継ぐことに固執し続けることはなく楽しんでいいものを作ろうと日々楽曲制作をしています。
日常、若さ、奇跡のような今を生きる人々に刺さる曲”若者のすべて”歌詞の意味
抒情的で、それでいて耳障りのいいポップさを感じられる楽曲が多い中で、いまだに名曲と語り継がれていて、Bankbandや草野マサムネなど複数のアーティストにカバーされている「若者のすべて」ですが、この歌詞についてひも解いてみたいと思います。
作った本人が大真面目に、大真面目なことを歌ったと言うこの曲。
レコーディングを始めた時期にブログにて「名曲の予感」がしていたと語っています。
真夏のピークが去った、と季節の移り変わりを静かな低音で歌うこのフレーズから始まる曲。
夏の暑さが落ち着いても「落ち着かないような気がしている」のは、この歌の中に生きている「僕」の心が落ち着かない様子を表しているからだと思います。
いつも耳にしている夕方5時のチャイム。
普段何気なく聞いている当たり前のものが、ふとした時に自分の心が意図せずいつもと違うとらえ方をする事があります。
形容しがたい感情を「運命」という言葉で、目には見えないけれど、そこに存在としてはある、ということをあえて印象付けています。
夏の代名詞である花火。
そして訪れる最後の花火。
人と人が生きていく中で日々色々なことを覚えたり、忘れたりしているものです。
それでも記憶を共有し続けたい思い、隣にいてほしい願い、続くわけがないと期待してない振りをする。
そんなことがあるわけないと思っておけば傷が少なくて済むかもしれない。
少しづつ一日が終わってゆく描写が、切なさを感じさせます。
毎年訪れる夏の終わりでも、全く同じ日は存在しません。
離れていても、覚えていてくれるかな、どうかな。
まぶたを閉じて反芻させるは、あなたの姿。
傷ついて、傷つけて、それでも何かを背負って、前に進む。
二度続いたサビの歌詞の内容とは、違う、言葉が過去形に変わっています。
そんなことないなんて思っていたことが、現実のものになりそうな今。
訪れる最後に充てる言葉はない。
「最後の最後の花火」は”あなた”と見ることができる最後の花火。
たとえ、今が続かなくても、このままが永遠でなくても、空が続いてる限りはいつでも同じ空を見ることができる。
終わりの終わりの中にある、あなたとの希望の歌。
変わりゆくものがある中で、誰かを想う気持ちは一瞬ごとに大切に生きてゆきたいものです。
歌い継がれる「若者のすべて」カバー
フジファブリックの「若者のすべて」はミリオンセラーの有名人からアマチュアまで幅広くカバーされています。
ぜひ色々な「若者のすべて」を聴いてみて下さい。
Bank Band
藤井フミヤ
槇原敬之
柴咲コウ
山内総一郎 × 奥田民生 × 斉藤和義
藤井風
Gooose house(神田莉緒香×齋藤ジョニー)
ふるのーとさんの「ピアノ弾き語りで歌ってみた」
私も目指せ100曲カバーの中で歌ってみました!
良かったら聴いてやってください。
若者のすべての歌詞とコード楽譜・キーはD♭
私は楽器.meさんのコード楽譜を参考にしました。キーはD♭ですね。
全体的にあまり高音はないので比較的歌いやすいですが、淡々と歌いながらも雰囲気を出すのが難しいですね。
楽器.me
⇒https://gakufu.gakki.me/m/data/N00038.html
他にも色々とカバー動画ををYoutubeにアップしています。
フジファブリックさんの若者のすべて以外にも色々とカバー曲をYoutubeにアップしていますので良かったら聴いてやってください。
⇒【Youtube】ピアノ弾き語りおすすめ100曲登録挑戦中
それでは今日はこの辺で! ふるのーと(fullnote)でした!(*^^*)
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