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歌ってみた|多くの人に歌い継がれる斉藤和義「歌うたいのバラッド」

今日は斉藤和義さん「歌うたいのバラッド」についてご紹介します。

斉藤和義さんの代表曲「歌うたいのバラッド」

ライブに定評のあるロックミュージシャンでありながら、誰もが知るメジャーな存在でもある斉藤和義さん。

「歩いて帰ろう」「ずっと好きだった」などは、多くの人が口ずさめるのではないでしょうか?

そんな斉藤和義さんのもう一つの名曲が「歌うたいのバラッド」です。

1997年に発売された15枚目のシングルで、アルバムでは同年発売の6枚目「Because」に収録されています。

この曲は、桜井和寿さんによるカバーも有名で、こちらのバージョンで知っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

斉藤和義さんと仲の良いミュージシャンである奥田民生さんなど、たくさんのミュージシャンにカバーされる名曲です。

そんな斉藤和義さんのプロフィールや「歌うたいのバラッド」に関するエピソードなどを紹介していきます!

斉藤和義さんのプロフィール

名前斉藤和義
誕生日1966年6月22日
年齢57歳
出身地栃木県下都賀郡壬生町
所属事務所ロード&スカイ
楽器ボーカル、ギター、ベース、ドラム、ピアノ、ハーモニカなど
デビュー曲僕の見たビートルズはテレビの中

斉藤和義さんは高校時代に、ヘビメタバンドを組んで音楽に明け暮れていました。

25歳を過ぎたころに、オーディション番組に応募します。

5週連続で勝ち抜き、たくさんのレコード会社から声がかかり、27歳「僕が見たビートルズはテレビの中」でデビューします。

この曲は斉藤和義さんのファンであることを公言している草彅剛さんも、テレビ番組の中でカバーされていました。

ライブではCD音源に比べて、エレキギターの骨太なサウンドが際立つロックなサウンドでの演奏になっています。

草彅さんは2018年に行われた、斉藤和義さんの25周年ライブの武道館公演にも足を運んでいます。

斉藤和義さんのデビューした頃は、アコギにハーモニカというのはロックではなくフォークというイメージがありました。

斉藤和義さんは弾き語りでロックをやっているつもりなのに、様々な葛藤があったようです。

斉藤和義さんやスピッツを始めとする実力派ミュージシャンたちが、アコギでカッコいいロックを演奏することを日本で定着させました。

斉藤和義さんのヒストリー

1993年「僕の見たビートルズはテレビの中」でメジャーデビューした斉藤和義さんですが、デビューした時は売れて街が歩けなくなるくらいになってしまう、と思っていたそうです。

しかし、実際は思ってたよりも静かな反応で、そこから焦らずにやっていこうと気持ちを切り替えていきました。

自分で世界を切り開いた5thアルバム「ジレンマ」

デビュー後斉藤和義さんは、自分の音楽が上手く伝わらないジレンマを抱えていました。

斉藤和義さんが作った曲を演奏していたのは、プロのスタジオミュージシャン

演奏は上手だけど、自分の作った曲が商品化されてしまったような気がしていた。

斉藤和義さんの中では、自身のデモテープの方がノイズなども含めて完成されたような感じがあったようです。

その他にも、CDジャケットや曲のアレンジなども自身のイメージとはかけ離れていた。

そんな葛藤やフラストレーションがピークに達した頃に制作されたのが、5枚目のオリジナルアルバム「ジレンマ」です。

このアルバムでは作詞作曲はもちろんですが、ジャケットのイメージ、プロデュースまですべて斉藤和義さん自身の手によって行われました!

演奏も様々な楽器を自分で演奏し、それを多重録音して制作されています。

結果的に、このアルバムは歴代の自身の売り上げを更新し、現在の斉藤和義さんの原点になるようなアルバムとなっています。

震災後に発表した「ずっとウソだった」

斉藤和義さんは2011年の東日本大震災の発生後、自身の「ずっと好きだった」の替え歌「ずっとウソだった」をネットで発信しました。

「ずっとウソだった」ではタブー化されてしまう原発や権力に鋭く切り込んだ歌詞になっており、その後に出演したフェスでも歌われています。

斉藤和義さんは忌野清志郎さんをリスペクトしています。

忌野清志郎さんも権力やタブーにユーモアで立ち向かい、様々な名曲をこの世に残しました。

「ずっとウソだった」が注目されましたが、その後に発表された「ウサギとカメ」も心にグサッと刺さるメッセージソングです。

ヒット曲である「やさしくなりたい」も争いが絶えず優しくなれない社会に向けた、斉藤和義さんのメッセージソングと受け取ることもできます。

新たなユニット「MANNISH BOYS」結成

2011年斉藤和義さんは元BLANKEY JET CITYのドラマー中村達也さん「MANNISH BOYS」を結成しました。

中村達也さんはミュージシャンの中にもファンの多い、日本を代表するロックドラマーです。

結成の最初のきっかけは、なんと竹中直人さんです(笑)

斉藤和義さんが竹中直人さんと飲んでいた時、竹中直人さんがその場に中村達也さんを呼んだそうです。

それを最初のきっかけに、中村達也さんは斉藤和義さんのソロアルバムの楽曲に参加したり、セッションしたりするようになりました。

東日本大震災後、もやもやとした気持ちを抱えて生きていた斉藤和義さんと中村達也さんは、「MANNISH BOYS」を結成します。

斉藤和義さんのソロでは歌を聴かせる曲がメインになりますが、MANNISH BOYSではジャムセッションの中から生まれたロックンロールの初期衝動のような曲が多いです。

ロックギタリスト・斉藤和義をたっぷり堪能することができます。

なんといっても圧巻なのはライブです。

野性的なドラムとギター、魂と魂がぶつかり合う空間は圧巻です!

いつだって今をかき鳴らすロックンローラー

デビュー以来、素敵な音楽を生み出し続けている斉藤和義さん。

そんな斉藤和義さんですが2018年でデビュー25周年を迎え、日本武道館2公演を含む全国アニバーサリーツアーが開催されました。

いつだって今がいちばんカッコいい斉藤和義さん。

2020年1月には20枚目のオリジナルアルバム「202020」をリリース。

全国52公演のアルバムツアーが開催されます。

今をかき鳴らし続ける斉藤和義さんから目が離せませんよね!

20年以上経っても色褪せることない名曲「歌うたいのバラッド」

名曲「歌うたいのバラッド」ですが、斉藤和義さん自身にとっても大きな曲のようです。

完成までには膨大な時間がかかりました。

出来上がった時のインパクトも大きく、自信がついたそうです。

「歌うたいのバラッド」のエピソードについては「斉藤和義本(角川マガジンズ,2013)」に詳しく書かれているので、興味のある方はぜひ手に取ってみましょう!

名曲誕生の秘密はコードにあり!?

歌うたいのバラッドのポイントとなるコードはDです。

斉藤和義さんはギターを触っているときに、Dコードを押さえた後に、同じフレットのままD7の形を押さえました。

これはGdim/Dというコードになります。

この2つのコードを連続で鳴らしたときに、その響きに驚きと発見があったそうです。

この2つのコードから、そのほかのコードも流れるように出てきたようです。

そしてそれが、この曲がいい曲になるという確信に変わっていきました。

「愛してる」ということば

「歌うたいのバラッド」は歌詞もストレート心に迫ってくるラブソングです。

「本当のことは歌の中にある いつもなら照れくさくて言えないことも」という歌詞も、斉藤和義さんの生き様を表しているような気がします。

なかなか自分の素直な気持ちを誰かに伝えるのって、照れくさくて恥ずかしいですよね。

そんなときに自分の気持ちを音楽で表現できるミュージシャンって、なんか羨ましい気がしちゃいますよね(笑)

斉藤和義さんは「愛してる」という言葉は、あまり使わないようにしていたようです。

「歌うたいのバラッド」では、ほかの言葉では煮え切らない感じがして「愛してる」っていう言葉を使ったんだとか。

歌詞は曲の持っている雰囲気に呼ばれたというようなことも、インタビューで話されています。

良いメロディーやコード進行は、ことばを自然に呼び寄せるのかもしれませんね!

ライブの演奏が素晴らしい

「歌うたいのバラッド」原曲では、アコースティックギターの響きとオーケストラによるアレンジが特徴です。

ライブでは少し違ったアレンジで、さらに迫力のある演奏を聴くことができます。

違うアレンジといっても、曲の世界観を壊すようなアレンジではなく、より一層曲の良さが引き立つような素晴らしいアレンジです!

バンド演奏でのライブ

バンド演奏での「歌うたいのバラッド」は斉藤和義さんのギターソロを堪能することができます。

「歌うたいのバラッド」バンド編成のライブでは、斉藤和義さんはエレキギターを弾くことが多いです。

圧巻なのは歌が全部終わってからのギターソロ

歪ませたギターによる2分を超えるギターソロは鳥肌ものです!

アコースティックギターの弾き語り

「歌うたいのバラッド」アコースティックギターの弾き語りでは、斉藤和義さんのギターの繊細なアルペジオと胸に迫るような歌声を堪能できます。

息遣いまで聞こえてくるアコギでの弾き語りは、曲の素晴らしさを再認識させてくれること間違いなしです!

ピアノでの弾き語り

斉藤和義さんはポール・マッカートニーのように、ギター、ピアノ、ベース、ドラムなど、どんな楽器でも演奏できます。

2017年の弾き語りツアー「雨に歌えば」では「歌うたいのバラッド」をピアノの弾き語りで披露しています。

ピアノの鍵盤の響きと歌声が心に迫ってきます。

多くの人にカバーされる名曲

歌うたいのバラッドは様々人にカバーされていますね。

ここでは2曲だけ紹介しますね。

Bank Band(桜井和寿)

BENI:英語カバー

ふるのーとさんのピアノ弾き語りで歌ってみた

私も目指せ100曲カバーの中で歌ってみました。

良かったら聴いてやってください。

他にも色々とカバー動画をYoutubeにアップしています

斉藤和義さんの「歌うたいのバラッド」以外にも色々なカバー曲をYoutubeにアップしていますので、良かったら聴いてやってください!