独特の声、世界観が美しいAimerさん
一度聴いたら忘れられない! そんな独特の声を持つAimer(エメ)さん。
2011年にメジャーデビューした彼女は、その歌声、世界観で多くの人々を魅了しました。
なかでも2016年に発表された「蝶々結び」は、RADWINPSの野田洋次郎さんが楽曲提供したことで知られています。
今回は、Aimerさんがさらに知名度を上げるきっかけになった「蝶々結び」について、調べてみることにしました。
謎に包まれたAimer さんのプロフィール
アーティスト名 | Aimer |
本名 | 非公開 |
誕生日 | 非公開 |
年齢 | 非公開 |
出身地 | 非公開 |
出身校 | 非公開 |
所属事務所 | agehasprings |
デビュー曲 | 六等星の夜 |
ほとんどのプロフィールが非公開であるAimer さん。
出身地や年齢についてのうわさはありますが、公式には非公開であるためこちらには載せません。
15歳の頃、歌唱による喉の酷使が原因で声が出なくなってしまった彼女ですが、その数年後には独特の歌声を獲得しています。
突然の逆境にも諦めることなく歌い続けた彼女だからこそ、現在の魅力的な歌声を手に入れることができたのでしょう。
また、アーティスト名の由来は公開されていて、ご自身の長年の愛称に由来するそうです。
「エメ」はフランス語で「愛する」「好む」を意味する動詞で、彼女の曲の雰囲気ともマッチしていますね。
野田洋次郎を魅了した歌姫Aimer
「声だけでこの人のことなんか好きになってしまった」
RADWINPS野田洋次郎さんの言葉です。この言葉だけで、どれほどAimerさんの声に魅力があるか、わかりますよね。
「蝶々結び」はしっとりしたバラードですので、Aimerさんの声と野田さんの詩が堪能できます。
野田さんが長年「蝶々結び」という曲を温めてきたそうです。Aimerさんだからこそ、大切な曲を提供したのでしょう。
もしもAimerさんがいなければ、「蝶々結び」は発表されないままだったかもしれませんね。
男声コーラスが歌姫を支える
「蝶々結び」に参加しているアーティストは楽曲提供、プロデュースの野田さんだけではありません。
ハナレグミ、永積崇さんもギターとコーラスで参加しています。
曲の最後に男性二人のコーラスも堪能できます。二人の声がAimerさんのハスキーな声と見事に調和しています。
二人で蝶々結びを作る、という歌詞のことも考えると、Aimerさんの声を包み込む男声コーラスが必要だったのでしょう。
実際、コーラスが加わることで雄大で優しい雰囲気が感じられ、曲に深みを与えることに成功しています。
ワンオク、凛として時雨も楽曲提供!
Aimerさんは多くのアーティストから楽曲提供を受けています。
ONE OK ROCKのTakaさん、凛として時雨のTKさん、阿部真央さんや澤野弘之さんなど、その顔触れは非常に豪華です。
そんな豪華アーティストたちが参加する曲のみを収録したアルバム「day dream」も、発売されています!
「蝶々結び」ももちろん収録されていますので、是非チェックしてくださいね!
「蝶々結び」の歌詞を考察してみた
あなたと私で蝶々結びをつくる
蝶々結びは一人ででももちろんできます。
けれど、この曲は「二人」でつくる蝶々結びについて歌っているのです。
「黙って引っ張ったりしないでよ」
「二人で「せーの」で引っ張ったんだ」
二人でつくる蝶々結びとは、運命の赤い糸のことでしょうか。
CDのジャケットにも蝶々結びされた赤い紐があります。
片っぽでも引っ張ってしまえばほどけてしまうけれど、二人で息を合わせれば、赤い糸を丁度良い蝶々結びにできる。そんな風に語り掛けてくれているようです。
蝶々結びの歌詞はすべて日本語
楽曲提供の野田さんは、英語が非常に堪能です。
RADWINPSにも英語の曲が多くありますが、「蝶々結び」に英語は全く使われていません。
あえて英語を使わないことで、「蝶々結び」というタイトル、そして素朴で美しい歌詞を引き立てたかったのかもしれません。
ちなみに蝶々結びは英語で「a bow」です。なんとなく日本語よりも素っ気ない印象を与えてしまう単語ですね。
Fateシリーズ主題歌で人気がより高まる
AimerさんといえばFateシリーズのイメージも強いのではないでしょうか。
劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」全三作の主題歌はすべてAimerさんが担当します。
第一章主題歌「花の唄」、第二章主題歌「I beg you」、そして第三章主題歌「春はゆく」、すべて梶浦由記さんのプロデュースおよび楽曲提供です。
FateシリーズからAimerさんに興味を持った方も多いでしょう。また、Fateシリーズは映像化されていないシリーズもまだまだあり、それらの主題歌にAimerさんが起用されることも十分に考えられます。
今後のAimerさんのタイアップ先にも注目しましょう!