Mr.childrenの隠れた名曲『常套句』ってなに?

こんにちは。
今日は国民的アーティストであるMr.childrenの隠れた名曲について紹介します。
Mr.Childrenといえば、2017年にデビュー25周年を迎え、もはや大ベテランといっても過言ではないほどの超有名アーティスト。
老若男女問わず愛され続け未だトップを走り続けるモンスターバンドです。
そんな彼らの数ある楽曲の中で、ファンの間でひそかに“隠れた名曲”と囁かれているのが『常套句』です。
『常套句』とは一体どのような曲なのか、
なぜ『常套句』が“隠れた名曲”と言われているのか、
皆さんにご紹介したいと思います。

Mr.childrenとは

もはや説明する必要もないほどの有名アーティストですが
その始まりから現在に至るまでを見てみましょう。

Mr.childrenのはじまり

Mr.childrenは学生時代の同級生で結成、
1992年(平成4年)に1st mini Album『Everything』でメジャーデビューしました。
1993年発売の4th シングル『CROSS ROAD』で初のミリオンを記録し、
翌年には『innocent world』でオリコンチャート1位を獲得します。
その後も発売するCDは飛ぶように売れ、その爆発的な人気は「ミスチル現象」と呼ばれるほどでした。

Mr.childrenの代表曲

その「ミスチル現象」を引き起こした彼らの代表曲を見てみましょう。

  • Tomorrow never knows
  • 名もなき詩
  • innocent world
  • 終わりなき旅
  • CROSS ROAD

これらの曲はファンでなくとも一度は聞いたことがあるはず。
Mr.childrenの曲はドラマや映画、CMとタイアップしているものが多く、
中でも2001年に放送されたドラマ『アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜』では、
劇中で使われているすべての音楽にMr.childrenの楽曲が使用されていました。Mr.childrenがいかに多くの人に受け入れられているかがわかりますね。

Mr.childrenの現在とこれから

そんな彼らは2015年18作目のアルバム『REFLECTION』で新たな挑戦をします。
それがデビュー以来初となるセルフプロデュースです。
Mr.childrenhは1stアルバムから17thアルバムまでを
音楽プロデューサである小林武史氏とともに作り上げてきました。
小林武史氏の名前なしにMr.childrenは語れないと言っていいほど、
Mr.childrenにとっては大きな存在です。
その小林氏から離れ、収録されているほとんどの楽曲をセルフプロデュースしたのが
18thアルバム『REFLECTION』です。
それまでのMr.childrenはしっとり聴かせる音楽やポップな音楽が大半を占めていました。
それは小林武史氏のプロデュースに基づく
ピアノの音を入れ込んだ音楽が多かったことが影響していると考えられます。
26thシングル『Sign』のイントロのピアノが、特に印象的ですね。
しかし18thアルバム『REFLECTION』ではそのMr.childrenから一転、
ロックを重視した曲の構成となったのです。
例えばそれまでの曲ではどちらかといえば控えめであった
田原氏のギターソロを前面に出す『FIGHT CLUB』や、
ダークな雰囲気を醸し出す『fantasy』がその象徴です。
デビュー20年を超えているとは思えない「かっこいい」の一言に尽きる音楽を世に送り出しました。
私自身、長年ミスチルファンでライブも欠かさず参加するほどのファンですが、
このアルバムを聴いた時には「この人たちは20年も経ってこんな新しい曲が作れるのか、、、」と感嘆した記憶があります。
それまでのファンだけでなく、新たなファンも開拓し、
その時のツアーには初参加であろう若者の姿を普段より多く見たような気がします。
20年以上もの間、日本の音楽業界のトップを走り続けてきたMr.childrenは、
今なお進化を続けているのです。

Mr.childrenの隠れた名曲『常套句』とは

これまで200曲以上の楽曲を発表してきたMr.children。
その中でもファンの間でひそかに“隠れた名曲”と呼ばれているのが『常套句』です。
『常套句』とは一体どのような曲なのでしょうか。

『常套句』ってどんな曲?

『常套句』は17thアルバム『[(an imitation) blood orange]』に収録されている
オリジナルアルバム曲であり、愛する人に向けたストレートなラブソングです。
遠距離恋愛などなかなか会えないような、そんな境遇を彷彿とさせ、
ストレートな歌詞も合わさりつい感情移入してしまいます。
常套句とは「決まり文句」のこと。
ありきたりな愛の言葉を繰り返すだけの曲ですが、かえってそれが印象に残ります。

 

どうして“隠れた名曲”と言われるのか

『常套句』はとても良い曲ですが、Mr.childrenの数ある名曲の中で、
なぜこの曲が“隠れた名曲”と言われるのか。
その理由は2点あります。
1つはシングル曲としての発表はなく、アルバム収録のみだったこと。
『常套句』は2012年に放送されたドラマ「遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル」の主題歌に起用されていました。
しかし、シングル曲として単独で発売されることはなく、アルバム収録のみであったため、
潜在的なファンは多いものの、大きく話題になることはありませんでした。
2つ目は、Mr.childrenが行ってきた700公演近いライブの中で完全版は一度しか披露されなかったこと。
実は『常套句』は曲の完成前に一度、ライブで披露されています。
2012年のライブツアー『MR.CHILDREN TOUR POPSAURUS 2012』で
サビの部分だけをボーカルの桜井さんがアカペラで歌い上げたのです。
そのシンプルだけど胸に刺さる歌声を聞いたファンは、息を呑みました。
しかしその後は2013年のライブツアー[(an imitation) blood orange] Tourの演目で
たった一度だけ登場したのみで、近年のライブでは演奏されていません。

以上のように、曲のファンは多いものの、発表される機会が少ないことが
『常套句』が“隠れた名曲”と言われる所以です。

まとめ

今回は国民的アーティストMr.childrenの“隠れた名曲”『常套句』について紹介しました。
シンプルなだけに心に残るラブソング。
ぜひ、大切な人を思い浮かべながら聞いてみてください。

コメント